将来が不安でもう辛い…。そんな悩みを解消するための具体的な3つの方法

将来の不安の定番と言えば結婚&仕事、とどのつまり”お金”ですよね。私も大人になったら結婚して、どこかの企業の課長にでもなっているのだと信じていましたが、27歳になった時には余裕で独身&フリーター。思い描いていた未来とは違い、まったく何も変わっていませんでした。

そうなってくると、さらに10年後、20年後まで想像出来てきて、どう考えてもこのままじゃマズイ・・・と焦りだしてしまいます。

しかし、そんな感じで「うつだわ・・しにたい」と悩んでいても仕方がありません。私はもう分かりました。暗い将来は必ずやってくるわけではなく、どんな将来を作るかは今自分が作るものなんだと。

だから、本当に「諦めたらその場で終了」。気づいた今動き出せばかならず、今思い描いている将来とは変わっていくはずです。

安定なんてない!金持ちでも将来は不安

さて、こんな前置きをしても、絶望が広がってしまっているあなたには届かないかもしれません。私自身も正直、人の話を聞いても「自分とは違うから」と聞く耳を持てませんでした。

ですが、1つ考えてみましょう。不安不安と言いますが、「将来が不安じゃない」という人はどんな人なのでしょうか。今の状況からどんな状況になったら「不安じゃない」と言い切れるようになるのでしょうか。

「お金があれば」「結婚出来たら」「就職さえ決まれば」

そう思うかもしれませんが、果たして本当にそうでしょうか。

転落した社長達

昔、テレビでマネーの虎という投資バラエティなる番組がやっていました。そこでは、起業したい志願者が社長にプレゼンし、投資を勝ち取るという番組で、そこに出ている社長達は当時ではもう百戦錬磨の金持ちオーラバンバンの圧倒的成功者の風格がありました。

そして、プランの穴を見つけたり弱みや甘さを見つけると罵声を浴びせたりボッコボコに叩いていた社長達が印象的だったんです。

が、そんな社長達も今ではほとんどが倒産、借金へと転落していっているんです。当時の年商は1億を優に超えていたのにです。

 

年商1億も稼ぐ社長になれれば将来は明るいと思っていましたが、やはり未来は誰にも予測できませんし、いつになっても安心は出来ません。

お金はとても大事ですし、お金があれば今日の不安はなくなります。が、それで将来の不安が消えることはありませんし保証もありません。

芸能人にも

身近な成功者と言えばテレビに出ている芸能人ですが、しかしこれもワイドショーを見ていれば分かる通り、ほぼ毎月に1人くらいのペースで消えていっていますよね。

例えばベ◯キーや矢◯真里も、バラエティでは一生安泰くらいの地位を得ていたのに一度のスキャンダルでその立場は無くなってしまいました。

また、清◯和博のような覚せい剤に手を染めるようなこともありましたし、それ以外にも、つ◯く♂や北◯晶のような突然の病気も避けられるものではありません。

 

そう考えたら、どれだけ稼いでいる人でもどれだけ有名になっていても、将来安泰かという確信がある人はいません。いるのは、そんな分からない将来を「ポジティブ」に考えている人と「ネガティブ」に考えている人がいるだけです。

首!自殺!身近にも

ちょっと話が遠すぎるのでもっと身近なところで見ていきましょう。

もし今あなたが就職出来ていない状態なら、やはり会社勤めをしている人を羨ましく思うかもしれません。

しかし、お分かりの通り、どれだけいい会社に入っても、倒産・リストラのリスクは必ずあります。(そんなことは滅多にないと思うかもしれませんが、今ではTwitterでのつぶやき1つで会社が潰れる時代です。)

また、高学歴で良い会社に入って良い家庭を築いている人ほど、もしもの時に自殺してしまっています。

 

結婚もそうですよね。結婚することよりも明るい家庭を築くのが大切なわけですが、日本では3人に1組が離婚しています。つまり、結婚しても仕事を持っても不安は絶対に取り払われることはありません。

将来の不安を無くす3つの方法

倒産、離婚、病気、怪我など、どれだけ今が上手く行っていても将来何が起こるかなんて分かりません。

また、今が駄目でも、人生はどこで岐路があるかも分かりませんし、生きていれば必ず何かがあります。

しかし先程も出ましたが、そんな不明な将来を「ポジティブ」にも「ネガティブ」にも捉えることが出来ます。どうなるか分からないのにネガティブに考えるだけ損ですよね。

 

しかし、そんな中で「将来を不安」に思える人は実はとても頭が良い人だと言えます。なにが起こるか分からない将来にもしっかりと目を向ける。そして、将来をポジティブに考えるために何か行動をすることはやはり大事ですよね。

起業家のホリエモンが近畿大学の卒業式でのスピーチが有名ですが、まさにこのテーマで語っていました。

大まかにまとめると「これから大学を卒業して就職しても、安定なんて絶対ない。何が起きてもいいように自分で考えて行動してしていかなければいいけない」というような内容でしたが、最後に卒業生達に贈った言葉がとても印象的でした。

「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。」

不明確な過去に悩んでも仕方がありません。なら、今出来ることを探して、行動にうつしていきましょう。それが経験となり、その結果が将来の自分に影響を与えていくはずです。

 

最後に、それでも「何をしていいか分からない」というあなたへ、将来に向かうために具体的になにをするべきか。まとめていきたいと思います。

1、生きる選択肢を広げる

私は低学歴で、就職もせずずっとフリーターの時代を過ごしてきました。しかし、将来の不安はありましたがそれをストレスに思ったり、うつになったり「しにたい」だとも思ったことはありませんでした。

それはただ楽観的だったというわけではありません。なぜなのかというと、「人生の選択肢がたくさんあったから」です。

多くの人は、1つの学校、1つの会社、1つの世界が全てだと思っている人がほとんどです。しかし、例えば都内に疲れたら仕事を辞めて、地方に移住して暮らす人がいます。その人は農場で動物達の世話をする仕事をしていました。

リゾート地のホテルで住み込みで働く人もいました。住む場所にも食べ物にも困りませんし、安い給料ですが田舎なのでたくさんのお金は必要ありません。

また、沖縄の国際通りに行くと、絵を描いたり歌ったりファイヤーダンスやマジックなどのパフォーマンスを路上でしている人がいました。その人は色んな場所を移りながら人を楽しませ、それでお金を得て生活をしていました。

まるで漫画のような、映画に出てくる人のような生活をしている人も実際にいます。一見、遊んでいるだけに見えるかもしれません。将来大丈夫なのかと下に見るかもしれません。しかし、そういう人は決まって幸せそうでした。なぜならば、仲の良いたくさんの仲間に囲まれているからです。

 

何が言いたいのかというと、人生の選択肢は1つではないということ。私は、今していることが駄目になったら、次はあれをやってみようかなとか、もう遠い場所に逃げちゃって新しい生活を始めてみようなどの選択肢を持っていました。

しかし、みんなは、自分にとっての成功は1つしかないと思っています。

  • 志望校に受からなければいけない
  • 良い会社に就職しないと幸せになれない
  • 夢を追ってきたけど、諦めたら全て無駄になる

自殺してしまう人もきっとそう。学校でのいじめもそう。学校が全てで他に選択肢がないから、学校で上手くいかないから全て駄目。でも実はもっと色んな選択肢があって、あなたがただ知らないだけなのかもしれません。

将来が不安なら選択肢を広げてみてはいかがでしょう。本でもテレビ番組からでもなんでもOK。他にどんな生き方があるのかを探してみましょう。

2、リスクヘッジしていくしかない

なにをしても駄目な時は駄目です。「どんなに入念に準備して、考えられることは全て対策しても駄目だった」なんてシーンを目か耳にしたことがあると思います。

そう言われるとますます不安は拭えなくなりますが、ではどうすればいいのかというと、失敗した時のリスクヘッジをしていくしかないと思います。

またマネーの虎の話になりますが、南原竜樹社長はオートトレーディングルフトジャパンという自動車輸入販売の会社で年商60億も稼いでいましたが、一度の大きな失敗で100億円も負債を負い、会社も人もお金も全てを失いました。

が、現在では再復帰して、逆に前よりも多くのお金を稼いでしまっています。テレビにもちょくちょく出ていますよね。

 

ここで、注目したいのは、現在の南原社長は、出版社・レンタカートレーニングジム・江戸前寿司・レストラン・旅館・医療介護・自動車販売など多くの会社を経営しているという点です。

以前は自動車輸入にいわば全賭けしていたのですが、失敗から学び今度はいくつかに配分しているんですね。こうすれば1つ2つ失敗しても他があるのでなんとかやっていけます。

これがリスクヘッジ。失敗を経験した南原社長の現在が示している通り、「失敗しても大丈夫」という保険をかけておくと将来の不安は薄まります。

 

お金というテーマに戻すと、具体的には「いくつかの収入源を持つこと」ですね。つまり副業をして、もし将来何かあっても、1つが駄目になっても行きていけるような収入減を持つと安心出来ます。

参考:副業って何が稼げるの?月10万稼ぐ私が種類別にまとめてみました

3、手に職を持つ

リスクヘッジの1つでもありますが、手に職を持つこと。これも将来の不安を無くす方法の1つとなります。

例えばお笑い芸人。一発屋で終わってテレビに出なくなってしまった人も、知名度に加えてスキルがあるので、営業で十分食べていけます。芸人に限らずパフォーマーはそういった意味では、スキルがあるから営業で稼げるんですね。

また、営業のスキルも「契約を取れるかどうか」が全ての会社であれば年齢も関係ありませんので、職探しに困りません。他にはIT系のスキル。これも仕事を辞めてもフリーに転身していく人は多くいます。

 

今自分がしている仕事。または今自分が出来ることの中で、1人でも生きていけるくらいのスキルがありますか?なければそういった技術を身につけることで、「もしもの時が起きても自分は大丈夫だ」と安心に繋がっていきます。

まとめ 〜お金の不安を無くす3つの方法〜

結論、お金に対しての将来の不安を無くすことは出来ませんが、軽減することは出来ます。そしてその方法を3つにまとめると、

まずは「いくつもの収入源を作っておくこと」。もし仕事のことで悩んでいるなら、もし将来クビになったり一生フリーターになった場合でも生きていけるように、これこそが将来の不安を和らげる方法と言えます。

それか「手に職を持つこと」。働き口が無くなっても自分でお金を生み出せる技術を持つことで不安は軽減されるでしょう。

そして最後は「行動に移すこと」。なんで不安になるのかというと、何かしなくちゃいけないのに何も出来ていないから、また、何をしたらいいのかも分からないからですよね。なので、気付いたら是非これらを参考にして行動へうつしてみましょう。

三日坊主でも自信がなくても失敗しても構いません。実際に「問題を解決するために行動した」という事実は、あなたの中に大きく残すはずだから。

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