上手なお金の使い方を学ぶ!成功者が行っている5つの自己投資とは

「20代のうちは貯金するな!自分に投資せよ!」

自分がお金を自由に使えるようになる大学生から20代の若き時代を生きていく中で、どうお金を使うのかで人生に大きな差が出ると言われます。

しかし我々はお金の本当の使い方というものを教えられずに育ってきてしまいました。その結果ほとんどの人は無意識に、ただ生活のために使ったり、欲しい、やりたい、などの欲求を満たすためだけに使ってしまいます。

どの1万円札も価値は同じですが、使いみちによっては人を助けられたり、忘れられない思い出になったり、何も残らなかったりと、どう使うかでまったく価値が変わってしまいますよね。

というわけで今回は、特に若い20代を中心に、お金の使い方を

  1. 浪費
  2. 貯金
  3. 自己投資

これらの3つに分けて考察してみました。

あなたはお金をどのように使うことが多いですか?

いけないとは分かりながらも・・・【浪費】

まずほとんどの人が当てはまるのが「浪費」です。浪費とは贅沢や遊びにお金を使うことですね。若いうちは遊べる友達も多いし娯楽に触れる機会も多い。またお小遣いではなく給料として数十万円のお金を一度に手にしてしまうとどうしても浪費しがちになってしまうのではないでしょうか。

しかし、どれだけ浪費を続けても後には何も残りません。何か物に残せればまだ良さそうですけど、遊びや食事などにいくらお金を使っても欲が尽きることはないでしょう。

また、一番の不安としては、若い時に浪費を続けるとそういったお金の使い方が染み付いてしまい、30を過ぎても浪費癖が抜けなくなってしまいます。しかし残念ながら、こういった浪費を繰り返す人は多いですね。

もちろんまったく遊ぶなというわけではありません。私自信もやはりたくさん浪費してしまいます。若いころなんて給料は半月で無くなることもありましたし、今でもついつい欲に負けてしまうことがあります。また、まったく浪費しない堅実な人生は視野を狭めてしまいそうでもありますよね。

ですが、お金のほとんどを浪費してしまうと何も残らないどころか浪費癖がつきます。浪費に使うお金を少し減らして、その分を自己投資に回せるようにしてみましょう。

本当はしてはいけなかった?!【貯金】

散々浪費するなと言われると、お金は使っちゃいけないもののように思えてきますよね。そして誰もが「貯金したい」と思っていると思います。

そう思いながらも私はなかなか出来ませんでしたが(笑)、中にはしっかりと人生設計をして出費を抑えてちゃんと貯金している人もいました。

しかし、後になって思うと、20代の若いころの貯金はあまり意味があるとは思えませんでした。

なぜかというと、20代の頃にどんなに頑張って貯金出来たとしても貯められて数百万円ですよね。百万円は大金ですが、車を買ったら終わりの額でもあります。

車は欲しいですし乗りたいですが、もちろん20代でいい車を買ったとしても人生は変わりません。趣味だとか好きなのであればいいですが・・・

車に限らずですが、お金をいくら貯めて何を買おうがそこで満たされるのは欲だけです。また、貯金があれば困ることも少なくはなりますが、実際に成長に繋がるかといえばまた別のようにも思えます。

それになにより言いたいのは、自分でお金を稼げるようになった20代のあなたがそのお金を使わないで貯金するのは、せっかくのお金の使い方を学ぶ貴重な機会をスルーしてしまっているということにもなるんです。

浪費はいけませんが、浪費して失敗して学ぶこともあります。また、高いお買い物をしたのにそれほど満足感が得られないことに気付けたり、ちょっとしたお金でも一生忘れられない思い出が出来ることもあります。

下手なことは言えませんし、もしもの時を考えると貯金は必要かもしれませんが、誤解を恐れずに言うと若いのに貯金するのはもったいなすぎます。

というわけで、お金は貯めるのではなく使う。しかしそれは浪費でなく自己投資、自分への投資に使いましょう。

具体的にはなにに使えばいいの?【自己投資】

自分への投資とはどういうことか。私の中では、「ずっと残るもの」だと思っています。浪費は使ったその時しか恩恵がありませんよね。いくら美味しいものを食べても次の日にはまたお腹は減りますし、ゲームを買ってもいつかは飽きます。

さて、それでは自己投資とは具体的にどんなものなのか。私が思う5つの方法を紹介していきます。

1、本を買う

まずすぐにでも出来る自己投資とは読書することですね。なぜ読書が自己投資になるのかというと、知識は一生残るからです。

また、成功するには何が一番必要かというと、これも知識です。確実に知識です。努力や才能や運などそういったものだと思う人も多いと思いますが、それよりも重要なのは「知っているか、知らないか」だけだったりするんです。

例えば「年収500万円稼げる仕事がしたい」と思っているとします。確実に年収500万円を稼げる仕事は存在するはずですが、それを知らない多くの人は求人サイトに載っている仕事が全てなので、選択肢はその中しかありません。求人サイトでは年収300万円くらいのものしか載っていませんよね。

これは1つの例で、他にも 生きていく上では知らないことで損して知っている人だけが得することだらけです。なので、知識を付けることは絶対的な自己投資になります。

私自信はあまり多くの本を読むタイプではありませんが、それでもやはり昔からビジネス本を読んでいたので、就職をして家庭を持つような一般的な生活以外の選択肢があることを知っていましたし、実際にそうなるためにはどうしたらいいのかということも知ることが出来ました。

逆にビジネス本を読んだこともない人は知識がないので、もし起業したいと思ったとしても「数百万円かけてお店を出す」という選択肢しか思いつかないかもしれません。

起業以外でもそうですね。世の中知らないと損することばかりで、知っている人だけが得をしています。本に全てが書いてあるわけではありませんが、本を読むことで確実に、さらに気軽に自分の知らなかった世界を知ることが出来ます。

月に一回でも遊びに使ってしまう数千円を読書に当ててみるだけで将来が大きく変わってしまうかもしれません。あまり読書しないという人は是非本を読んでみて下さい。

2、ひとり旅

海外でなくても、となり町でも構いません。ひとりで旅に出てみたことはありますか?

友達や家族、恋人との旅行であればあるかもしれませんし、私も旅行は好きですが、正直旅行では思い出は作れますが自己投資にはなりません。なぜなら、「複数で行動すると圧倒的に出会いが減るから」です。

まず旅行だとパンフレットにある観光地がメインになるはずです。また、話す相手がいるために、自分から誰かに話しかけることもないでしょう。

ひとりで旅に出てみると周りに気を使うことなく自分で考える時間が増えます。また、普段行かないようなところへも入りやすいでしょう。そして、複数よりもひとりの方が圧倒的に話しかけられる機会が増えます。

また、あなたの生活圏の中とはまったく違った人生があることを知ることが出来ます。さらに、辛い時やどうしようもない時には周りに頼らず自分の頭でどうすればいいか考える能力も付くでしょう。

場所はもちろん誰も頼ることの出来ない海外もオススメですし、ヒッチハイクやバイクで国内を周ってみるのもいいですね。

ただ、1つ注意があります。それは、期限と目的を決めることです。

私の好きな小説の中にこんな言葉がありました。

「海外に行くだけで人生が変わるなら成田空港は聖者の集まりか!?」

ただ行くだけで満足するのではなく、「やりたいことを見つける」などの明確な目標を持って期限を決めていく。そうするとひとり旅は自分を大きく成長させることが出来ますし、その時間とお金の分だけ一生残る自分への投資になるでしょう。

3、スキルを得られる仕事をする

あなたは仕事を選ぶ時に何を基準にしていますか?

  • 給料?
  • 労働時間?
  • 休日?

もしあなたがフリーターor一生この仕事をしようと思っていない場合は、これらの条件で決めてはいけません。

では何で決めるのか。それは、スキルです。

仮に3年間その職場で働いて、辞めたとしましょう。その時に、あなたが何を持っているか。これは今後大きく変わってきます。

例えばコンビニでバイトをしたとします。どれだけその職場で頑張っても、その技術を活かせるのは同じコンビニ以外でないとありませんよね。

どれだけ給料が良くて休みも多くて楽な仕事を見つけたとしても、なにか特定のスキルを得られるものでなければ、ようは何も残りません。

 

私自身も清掃の仕事をしていた時期がありましたが、やはり特別なスキルも得られず、ただ誰でも出来るようなことが少し速く出来るようになった程度。転職をする時にもその経験はまったく役にたちませんでした。

しかし、その後営業の仕事を始めたのですが、人に物を売るという技術はそれさえ覚えてしまえば、どこに行っても活用出来るスキルになりました。例えば、

  • 商材が変わっても根本は同じなのでどんな営業の仕事にも活かせる
  • 自分で独立する際には欠かせないスキル
  • 相手の気持ちを察して動かすスキルはプライベートでのコミュニケーションにも活かせる

人生の先輩方はよく「手に職を持て」と言いますがまさにそうですね。その仕事を3年間やった後に、人にはない、需要のあるスキルを手に入れられるような仕事をすると、その3年間は浪費ではなく自己投資となるでしょう。

4、人に出会う

「類は友を呼ぶ」という言葉があるとおり、人の周りには近いレベルの人間しか集まりません。

例えばあなたがフリーターだとしたらあなたの周りが社長だらけなんてこともないでしょうし、とっても平和でハッピーな集団の中に引きこもりが紛れ込むこともありません。

 

そこでもし、あなたが「周りのみんなよりも一歩上に行きたい」と考えている場合は、自分の憧れるような人とたくさん出会い、話すことが大きな近道になります。そうすることで意識や波長がその人達に合ってくるんですね。

例えばポジティブでチャレンジをすることに抵抗がないような人達の中にいればそれが当たり前に思えてきて、自分自身も挑戦出来るようになります。しかし、人の失敗を見て笑うような人達の中にいたら行動するにも勇気が必要になりそうですね。

あなたがなりたいあなたはどんな人間像でしょうか。そして、そんな憧れの人たちはどんな場所にいるのでしょうか。

そういったところに積極的に足を運んでいくのも立派な自己投資のひとつになりそうです。

5、行動する

  1. 本を読む
  2. ひとり旅をする
  3. スキルを持てる仕事をする
  4. 人に出会う

突然ですが、これまで紹介してきた4つはどれも、なんら意味はありません。

正確には、それだけではいけないということです。

  • たくさんの本を読んだからといって成功するわけではありません。それはただの読書家です。
  • ひとり旅をしても、帰ってきて自慢話をするだけじゃそこらの大人と変わりません。
  • 仕事の中でスキルを磨いても、今後に生かせなければまったくのムダです。
  • どんなスゴイ人と知り合っても何もしなければあなたはあなたのままです。

これらは今後に役立つ自己投資なのは間違いありません。ありませんが、全て、その後に自ら行動しないことには何も変わらないんです。

よく「分かる」と「出来る」は違うといいますね。例えばゴルフの打ち方を完璧に理解したとしても、ゴルフクラブを持ったことがないんじゃ意味がないということです。

一番の自己投資とは何か。それは「経験」です。百聞は一見にしかず。百見は一行にしかずと言うように、「知っている」ではなく「やったことある」を増やすこと。これが経験を積むということです。

 

もしラーメンが好きなら、食べ歩きにいくのではなく実際に美味しいラーメンを自分で作ってみましょう。

もし将来お店を出したいなら、インターネットを使って実際に物を売ってみましょう。

もし憧れている人がいるのならその人に会いに行くのではなく、その人と同じことをしてみましょう。

 

「やったことがある」という経験は一生残る最大の自己投資です。例え失敗しようと関係ありません。経験にはお金を惜しまずに投資するだけの価値があります。

自分の好きなこと。やりたいこと。興味あることにはどんどんチャレンジしていってみましょう!

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