仮歌のバイトは危険!?稼ぐのに必要なポイント&安全な募集サイトまとめ

恐らく日常で過ごしていたらほとんどの人が聞きなれない仕事のひとつ【仮歌(かりうた)】

音楽が好きで「将来は歌手になりたい!」、「歌って稼げる仕事がしたい」という人であれば知っているかもしれませんね。

私はたまたま知り合いに作曲家がいて、「急いでるから手伝ってくれない?」と言われて何度か仮歌をやったことがあります。

 

でもこの仕事、誰でもできるってわけじゃないしネットで調べてみると「危険な目にあった」なんていうトラブルを見かけるので気になって入るものの「どこで仕事を見つけるんだろう?」って悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

  • そもそもどんな仕事なの?
  • お給料はいくらもらえるの?
  • 学生でもできるの?
  • 仕事終わりでもできる?

色々と疑問に思うことだったり、気になることってありますよね。

 

ここでは、実際に仮歌の仕事をしたことがあるからこそ伝えられることや、注意すべきポイント、安心して仕事が探せるおすすめの募集サイトについてをまとめてみました!

「少しでも好きな音楽で稼ぎたい!」という人も、「スキマ時間でおこずかいがほしい」という人も是非こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

仮歌で気になることまとめ

まずは、仮歌について紹介していきます。

どんなことをして、いくらもらえるのかなど他にも自分が経験したときに感じたことを5つに分けてまとめましたので気になる内容があれば参考にしてみてください。

仕事内容は新曲のコンペ・練習用の歌

そもそも”仮歌”とは、文字とおり仮で歌うことです。

アーティストが新曲を出す時に必要な曲は、作曲家たちがコンペで競って選ばれた楽曲が使われます。
アイドルとか声優の楽曲に多いですね。

こういったコンペに出す時、カラオケ音源だけでは伝わらないので歌を入れる必要があるんです。
イメージしやすいように、その曲に合った人の歌声を使っています。

他には、楽譜が読めないアーティストや耳で聞いて覚えるタイプのアーティストの為に聞いてもらう”仮歌”もあります。
新しい新曲とかがいち早く聞けちゃうというのも嬉しいですよね。

給与は時給ではなく1曲単位

1曲…2,000〜10,000円

仮歌の給与は、やればやった分だけ稼げます。
時給換算ではなく、1曲単位です。

すぐに録音が終われば、たくさんの仮歌をして稼ぐことができますがクライアントからのOKがない限り終わりがありません。

つまり、やった分だけ稼げると言っても録音時間が伸びてしまうと逆に稼ぎづらいとも言えますね…
これには仮歌する人のスピードによって給与も変わってきます。

時間は1〜3時間

次に気になるであろう録音時間!

これは事前に覚えてくるのと2〜30分聞いて覚えてから録音するというパターンがあります。
私は当日に聞いて覚えてからの録音でしたが1時間程で終わりました。

歌うといっても一気に丸々一曲歌うのではなく、AメロBメロサビと言った感じで別々に録音していきます。

ちなみにコーラスを含めた仮歌もあるので、そのときは2時間はかかることを想定しておいたほうがいいです。
音程に自信があって一発でも完璧に歌えるくらいの人であれば短時間で録音することができますが、最短でも1時間はかかるということを頭に入れておきましょう。

素人でもチャレンジできる

「アーティストに聞かれるからプロじゃないとダメ?」って思いがちですが、仮歌をしている人のほとんどが素人です。

歌が得意だったり、歌うのが好きな人が好んでやっています。
私も歌うのが好きというのが理由で、仮歌をすることができましたよ。

歌手と違って「素人だからダメ」という決まりもありません!
少しでも興味があるなら、チャレンジしてみてくださいね。

自宅でも仮歌ができる

昔は仮歌というとスタジオを借りて録音していましたが、最近は自宅で録音できる環境がある人が増えてきているので「宅録」という方法で仮歌をするのが多いです。

もちろん「録音する環境なんてない!」という人もいますし、宅録できないと仮歌ができないというわけじゃありません。

宅録のメリットは、わざわざ録音する為にスタジオまで行かなくていいということと、納期までに録音しておけばいいので自分の好きな時間にできるということです。

ただしクライアントから修正箇所などがくる場合があるので、「◎回までしかとりなおしできません」と伝えておかないと終りが見えないので注意です。

仮歌からデビューした人もいる

実は仮歌という仕事は、そのまま企業やアーティストに聞かれるということもあって気に入ってもらえると次にも仕事がきたり上手くいけばデビューなんていうのも夢じゃありません。

実際にアニメ曲で仮歌を歌った人は、クライアントが「まさに求めていた歌声だからこのまま歌わせよう」と認められデビューしてしまったなんて人もいるんです。

なので将来歌手になりたいと考えている人は、接客業などのバイトよりもこういった仮歌でお仕事したほうがチャンスはたくさんありますよ。

危ないのは素人がSNSで募集しているもの

ネットで仮歌で検索してみると「危険」とか「危ない」というワードを目にします。

「なんで危ないんだろう?」と疑問でしたが、作曲家と偽って実際に行ったら仮歌の仕事なんてなかったというトラブルがあったようでそれが原因で危険だという認識の人もいるようです。

確かに100%安全とは言い切れません。

ネットでのトラブルだって昔に比べたら増えているし、出会い系からの事件なんていうのもニュースで耳にしますよね。

でもこれは、募集サイトでのポイントに気をつけていれば大丈夫なので安心してください。

  1. SNSの募集
  2. 素人による投稿
  3. 口コミがない
  4. 実績がない

仮歌に慣れている人であれば、こういったところからの募集でも怪しいところなのか判断できますが初めて仮歌のバイトをするならしっかりとした募集サイトを利用したほうが絶対に安全です。

募集サイトは無料でお金もかからないので、やるなら登録しておいたほうがラクですよ!
おすすめの募集サイトは最後に紹介しているので良かったらチェックしてくださいね。

仕事する為に必要な条件

では次に、仮歌をするにあたって必要なことについてお話したいと思います。

素人でも仮歌の仕事はできると言いましたが、それなりに条件はあります。
お金をもらうということを考えたら、適当にはできませんよね。

ここでは仮歌に関する条件についてまとめましたので、「やってみたい」という人は応募する前にチェックしてくださいね。

歌に自信がある

これはもう歌の仕事なので、そもそも興味がないとできませんね。

多少の音程調整だったりは作曲家が修正してくれますが、できるだけ完璧な状態で歌えないと仕事になりません。
厳しいことを言いますが、音痴だったり音程の幅が狭い人には向いていません。

でもこれは仕事であり、プロが聞く為のものなのでそもそも歌に自信があって上手にできなければ仮歌をする意味もないし自分にとっても時間の無駄になります。

いつでも自由に働ける

仮歌は、作曲者の締切りよって期日が異なりますが「仮歌の人が急遽キャンセルになったので今すぐ!」という人もいれば「来週の月曜までにデータをください」という人もいます。

条件が合えばいつもで働けるので、柔軟に動ける人のほうが仕事が入ってきやすいです。
ただスキマ時間にやるだけであれば、自分の条件に合う募集を見つけたほうがいいですね。

指定された時間を守れる

これはもう人として当たり前の話ですが、決められた時間に待ち合わせできなかったり伝えられている納期に間に合わなかったりすると周りの人にまで迷惑をかけてしまいます。

最近はドタキャンや無断欠勤する人も見かけますが、それが普通になっていてはいけません。
どんな理由があってもかならず事前に相談して、なるべく時間内に終わるように行動しましょう!

何度も時間を守れないと信頼関係も失われてしまうので、5分前行動してくださいね。

秘密や情報を守れる

仮歌では、アーティストの新曲やコンペに出す曲ばかりなので最新の曲をいち早く聞けるという自慢したいことがありますが絶対に周りに言ってはいけません。

例えば、「◎◎の新曲知ってる」なんて言ってSNSなどでつぶやいたりなんかしたらそれが原因で別の人の曲が新曲に決まってしまうことだって有りえます。

「誰かに言いたい!}って思うかもしれませんが、仮歌は何をやったかは公式発表があるまでは絶対に漏らしてはいけません。

楽譜が読める

絶対音感があって、聞いた音を外さないのであれば正直楽譜が読めなくても問題ありませんが「ここはオクターブ上のドで!」とか楽譜見ながら言われた時に即座に対応できなければいけません。

なので楽譜が読めたほうが圧倒的に有利だし、録音するのも効率が良いんです。

実際に私は楽譜が読めたので、録音中に「ファになってるところから」って言われた時にタイミングなどがわかりました。

もし楽譜が読めなかったら「それってどこですか?」なんてことになってしまっていたので、楽譜は読めたほうが良いですよ。

覚えるのが得意

これも条件とまでは言いませんが、仮歌は聞いたことのない曲ばかりなので覚えておかないとスムーズに録音ができません。

先程もお話しましたが、当日に曲を覚えなければいけないこともあるので覚えなければただ時間が過ぎていくだけです。

ちなみにこの仮歌の仕事、1度きりだけじゃなく気に入ってもらえれば次もお願いされることがあります。

その条件の中に「覚えが早い人」というのも入っているそうです。
あくまでも知り合いの作曲家に聞いたことなので、全ての人において絶対というわけじゃありませんが早いに越したことはないですね。

おすすめしたい3つの募集サイト

仮歌についての注意するポイントなどもわかりましたが、最後はどうやって仕事を見つけるかですよね。

先程にもあったように、わけが分からずSNSなどから見つけた募集に応募してトラブルに巻き込まれてしまうのは絶対に避けたいので企業や作曲者が募集している募集サイトを利用するのが1番安全です。

というわけで、ここでは実際に私が使ってみたサイトで無料で使えるおすすめのサイトを3つにまとめてみました!
「どこで仕事を探すの?」とわからない人は是非こちらから見つけてくださいね。

coconala(ココナラ)

まずはこちらのココナラ!
これは自分を売り出すのがメインのサイトなので、単価も自分で決められるし仕事を選ぶことができます。

  • 自己PR
  • 口コミ評価
  • 料金設定

口コミ評価は利用した側による内容ですが、料金設定は自分で決められるので「1曲に対してこのくらい欲しい」という人にはピッタリですね。

ちなみに仕事内容では、コンペで探している人が多いので新曲というよりも勝負曲を歌うという感じですね。

慣れるには数をこなしていったほうがいいので、登録しておいて損はありません。
ちなみにこのサイトだと宅録募集が多いので、自宅に録音環境がない人は次のサイトをおすすめします。

知識・スキルの販売サイト【ココナラ】

マッハバイト

マッハバイトは企業の募集だったり、直接仕事になる内容があるので探す価値はあります!

何となくマッハバイトって学生さん向けで接客や販売の内容が多いと思っていましたが、調べてみると仮歌専門の会社やプロダクションでの募集もあったので登録しておく価値はあると思いました。

しかも登録も無料なので何かあったときにすぐ応募できるように、チェックしておくことをおすすめしますよ。
時期によってですが、仮歌だけじゃなく歌手募集をしていることもあります。

アルバイト情報なら“マッハバイト”

クラウドワークス

クラウドワークスは募集している側が多いサイトなので、自分で探してマッチングするものです。

ただし実績がなかったりするとクライアントから声がかかりにくいので、最初は登録してみて募集しているところから探していったほうが良いです。

昔は大量に仮歌の募集がありましたが、最近は自分を売り出す人が増えてきたせいか募集内容が以前よりは少ないかもしれません。

ただ昔から使っている作曲家や企業は利用しているので、大きな仕事に繋がることがあります。

CrowdWorks(クラウドワークス)

 

ここで紹介した3サイトは、どれも安心して登録できたし実際に入ってきた仕事はアニメ関係の仮歌だったりCM曲だったりとかなり良いお仕事でした。

登録が無料なので気軽にスタートできるというのが嬉しいですよね。
それぞれ必要事項を入力するだけなので2〜3分で登録できちゃいます。

是非仮歌をやってみたい人は、こちらの募集サイトを利用してみてくださいね。

 

まとめ

歌が好きで自信があるなら仕事としてできちゃう【仮歌】

スキマ時間だったり、自宅でもできるというのが嬉しいですよね。
「危ない」と思われがちですが、SNSなどからの募集ではなくきちんと登録制の募集サイトを利用すれば安心ということがわかりました。

  • 自分で売る→coconala
  • 企業で探す→マッハバイト
  • 相手の情報→クラウドワークス

ここで紹介した3つはどれもおすすめですが、求めているものによって探すジャンルも違うので自分に合ったやり方で見つけてみましょう。

私のおすすめはどれも無料なので、とりあえずこの3つは登録しておいてそこから仕事を選んで見つけるのも良いと思いますよ。

歌うだけで稼げる仕事、楽しく稼ぎましょう♪

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